脱毛サロン

円形脱毛症の漢方外来受診ガイド!専門治療の流れ

円形脱毛症でお悩みの方必見!漢方外来での専門治療について詳しく解説します。初診から治療完了までの流れ、費用、効果的な治療法まで、漢方外来を受診する前に知っておきたい情報を網羅的にご紹介します。専門医による個別化治療で根本改善を目指しましょう。円形脱毛症は突然発症し、患者さんとご家族に大きな精神的負担を与える疾患です。西洋医学的治療では局所注射や外用薬が主流ですが、効果が限定的であったり、副作用への懸念があったりする場合があります。そこで注目されているのが漢方外来での治療です。

漢方外来では、円形脱毛症を局所的な問題としてではなく、全身の体質的な問題として捉えて治療にあたります。ストレス、免疫バランス、気血の流れなど、多角的な視点から根本原因にアプローチすることで、再発しにくい根本的な改善を目指します。また、西洋医学的治療との併用も可能であり、より包括的な治療を受けることができます。

漢方外来での診察の流れ

漢方外来での円形脱毛症の診察は、西洋医学とは大きく異なるアプローチで行われます。初診では十分な時間をかけて詳細な問診と身体診察を行い、患者さんの体質を総合的に評価します。

初診時の問診では、脱毛の発症時期、進行パターン、誘因となった可能性のあるストレスや生活環境の変化について詳しく聞き取りを行います。また、全身症状として、睡眠状態、食欲、消化器症状、月経周期、冷え性の有無、疲労感の程度なども確認します。過去の病歴、現在服用中の薬剤、アレルギーの有無についても詳細に把握します。

四診と呼ばれる東洋医学独特の診察法により体質を判定します。望診では顔色、舌の色や苔の状態、脱毛部位の状態を観察します。聞診では声の調子、呼吸音、体臭などを確認します。問診では上記の症状聞き取りを行い、切診では脈診により脈の質、強弱、リズムを確認し、腹診により腹部の緊張状態や圧痛の有無を調べます。

これらの診察結果をもとに、血虚、腎虚、気滞血といった体質分類を行い、最適な漢方処方を決定します。処方決定後は、服用方法、注意事項、期待される効果、副作用の可能性について詳しく説明を受けます。

再診では、前回からの症状の変化、脱毛の進行状況、新たな症状の出現、副作用の有無などを確認します。必要に応じて処方の調整や追加処方を検討します。治療効果の客観的評価のために、脱毛部位の写真撮影や面積測定を行う場合もあります。

円形脱毛症に対する主な漢方治療法

円形脱毛症の漢方治療では、症状のパターンと体質に応じて様々な治療アプローチを選択します。単発型から重症多発型まで、病型に応じた個別化治療が可能です。

急性期の円形脱毛症では、まず精神的ストレスの軽減と気血の流れの改善を図ります。加味逍遙散や柴胡疏肝散などの疏肝理気薬により、ストレスによる気の滞りを解消します。甘麦大棗湯は特に精神的動揺が強い場合に効果的で、不安感や興奮状態を鎮静化します。

慢性期に移行した円形脱毛症では、体質改善を重視した治療を行います。血虚タイプには十全大補湯、人参養栄湯、当帰芍薬散などの補血薬を用います。これらは血液の質と量を改善し、毛根への栄養供給を促進します。腎虚タイプには六味地黄丸、八味地黄丸、杞菊地黄丸などの補腎薬を選択し、毛髪の成長力を根本から回復させます。

多発型や全頭型の重症例では、免疫調整作用のある処方を重視します。小柴胡湯、柴胡桂枝湯、補中益気湯などにより、過剰な免疫反応を調整し、自己免疫による毛根攻撃を抑制します。清熱解毒薬として黄連解毒湯や涼膈散を併用することもあります。

外用療法として、漢方の塗布薬も使用されます。101号軟膏(紫雲膏)、中黄膏、神仙太乙膏などが用いられ、局所の血行促進と毛根の活性化を図ります。鍼灸治療との併用により、さらに高い効果が期待できます。

小児の円形脱毛症では、成長発育への影響を考慮した慎重な処方選択を行います。甘麦大棗湯、小建中湯、抑肝散などの穏やかな作用の処方を中心に使用し、定期的な成長評価を併行して行います。

治療費用と保険適用について

漢方外来での円形脱毛症治療に関する費用について詳しく解説します。治療費は受診する医療機関の種類、処方される漢方薬、治療期間などにより大きく異なります。

保険診療で受診できる場合、初診料は約3000円、再診料は約700円程度です(3割負担の場合)。これに加えて漢方薬の処方料がかかります。ツムラなどの医療用漢方製剤は保険適用されており、1ヶ月分で数百円から数千円程度です。例えば、十全大補湯1ヶ月分は約1500円、加味逍遙散は約1200円程度となります。

ただし、円形脱毛症に対する漢方治療が保険適用されるかは、医療機関や医師の判断により異なります。皮膚科での標準的治療と併用する形で処方される場合は保険適用されることが多いですが、漢方治療のみを希望する場合は自費診療となることがあります。

自費診療の場合、初診料は5000円から15000円、再診料は3000円から8000円程度と幅があります。煎じ薬処方の場合は、1ヶ月分で10000円から30000円程度かかることが一般的です。煎じ薬は個人の体質に合わせた細かな調整が可能で、エキス顆粒より高い効果が期待できる場合があります。

自費診療のメリットとして、保険診療では使用できない生薬や処方の組み合わせが可能になること、十分な診察時間を確保できること、患者さんの希望に応じた柔軟な治療計画を立てられることなどがあります。

医療費控除の対象となる場合があるため、領収書は必ず保管しておきましょう。年間の医療費が10万円を超える場合、確定申告により税金の還付を受けることができます。

治療期間は個人差がありますが、一般的に3ヶ月から1年程度の継続が必要です。軽症例では数ヶ月で改善することもありますが、重症例や慢性例では長期間の治療が必要になることがあります。治療費の総額を事前に相談し、経済的負担を考慮した治療計画を立てることが重要です。

まとめ

漢方外来での円形脱毛症治療は、西洋医学とは異なる体質改善アプローチにより根本的な改善を目指す有効な治療選択肢です。詳細な四診による体質診断に基づいて、個人に最適化された治療を受けることができます。治療費は保険診療と自費診療で大きく異なるため、事前に確認が必要です。効果の判定には時間がかかりますが、根気よく続けることで西洋医学では困難な根本改善が期待できます。専門医と十分に相談し、あなたに最適な治療法を見つけましょう。

-脱毛サロン